スタートアップ出来たての頃のフィーバータイムについて
起業家の人と話していると、
創業期のカオスフェーズについてよく聞きます。
Branding Engineerも創業期から半年間くらいは
頭のおかしいカオス期がありました。
そのときは曙橋の地下空間を、知り合いの方に間借りさせてもらい、
学生20人ほどでひたすら受託開発をしていたんですが、
そこには12人分ほどのベッドがあり、シャワー室もあるという最高の空間でした。笑
もちろんみんなずっとそこで共同生活をするわけで、
全員が地下帝国で飯を食いながら寝食ともに仕事をするヤバイ日々。
しかも朝になると排便のにおいが充満したり、
未確認生命体の虫が生息していたりと、気分はサファリパーク。
そんななかで全員が1日17時間近くほど仕事をしていたんですが、
なぜか不思議とまったく疲れないんですよね。
もはや1日の短さをみんなで嘆くレベル。
まさにこれぞフィーバータイムです。
全員がただひたすらに仕事を無限にやれるタイムです。
起業してからすぐに軌道に乗っている会社の経営者の話を聞くと、
やはりこのタイミングってどの会社にも存在していて、うまいところは
このタイミングでサービスもグロースし切るのだろうなと感じます。
僕らはこの後一度事業を転換して再出発している組なので、
ここに関しては反省もあり教訓でもあります。
ただ僕らは正直いつ振り返ってもあのころは頭おかしかったな
と思ってしまう働き方をし続けているのだろうとおもう。
だから「みんなで異常なことをすること」はとても意味があると思うし、
異常なことをすることがスタートアップの存在意義だと思ってます。
本田K介の言う「個」の理論と近いですね。
それでは。