渋谷で働くガリデブ社長ブログ

渋谷にあるBranding Engineer代表河端、高原のブログです。共同代表の河端・高原が書いています。

「国内ビジコンブームって過ぎ去った?」のはなし

f:id:b-engineer:20160516125040j:plain

 

どうもです。BEの高原です。

学生時代に「TRIGGER」という学生向けビジネスコンテストを運営していたので、

ビジコン周りについて書いてみようと思います。

 

学生系のビジコンは大きく下記あたりが主流なのですが、

 

・Business Contest KING

http://www.king-waav.org/

 

・学生のための国際ビジネスコンテストOVAL

http://www.oval-japan-official.org/

 

・ビジネスコンテストTRIGGER

http://www.springwater.gr.jp/trigger/

 

・KBC

http://www.keio-contest.org/

 

・applim

http://applim.jp/events.html

 

 

僕が運営をしていた頃の2012年がビジコン界全体的に、盛り上がりのピークだったと認識しています。

どのビジコンも2013年辺りから応募数、来場者数ともに下降傾向にあると聞きました。

 

 

基本的には起業家思考の学生の総数は変化していない

(むしろ増えているじゃないか)はずなのですが、

なぜこのような形になっているんでしょうか。

 

 

想像する理由を2つ上げてみます。

 

 

 

①実践的起業が評価される中、ビジコンブームが過ぎ去った?

 

僕がビジコン運営していた頃くらいからですが、世の中の風潮として

「ビジコンに出るくらいなら起業しろ!」という風潮が強まったように感じます。

 

ビジコンに優勝しても昔ほど評価されないように感じますね。

 

 

〈参考記事〉

  学生起業家の選手権やビジコンから起業家は生まれない!?

   http://willfu.jp/gakuseikigyou/gakuseikigyou_senshuken/

 

  ビジネスコンテストに出るくらいなら、その時間を使って自分で会社をはじめよう

   http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2012/09/10/203015

 

 

 

②ビジコン以外で起業家として目立つためのルートが増えた。

 

これ、かなりあるんじゃないかなと思うんですが、

最近はシード向けのVCがかなり多くなってきていることや、

そういったシード支援をしている人に

簡単に接することが出来るようになったと思います。

 

これだと、「ビジコンに勝ち、目立ってから投資を受ける!」という、

昔は当たり前だった流れはあまりないのかもしれません。

 

 

〈参考記事〉

起業したてのシードスタートアップに投資する日本のVC

(シードアクセラレーター/インキュベーター)さんをまとめました

http://www.turnyourideasintoreality.com/2014/01/vcs_for_seedstartups/

 

毎週水曜日朝に会えるVC Skyland Ventures

http://www.hiveshibuya.co/beats

 

 

うーん。

ビジコン運営者には逆風な時代かもしれないですね。

 

この前会った大手ビジコン運営団体の代表はこの流れを受けて、

ハイアッパー層を応募対象とせず、

それ以外の層に向けたボトムアップ型で展開していくと聞きました。

 

 

各ビジコン工夫はかなり必要だと思いますが、

運営してた身としてはまたビジコンブームを引き起こして欲しいです。