Webで稼ぐぜ!って思うようになりはじめた中学生のころ。
気づいたら自称ウェブデザイナーを名乗っていたのは大学2年生のとき、
HTMLやらCSSに触れ始めたのは中学3年の時でした。
今でもものすごく感謝してるんですが、
親がカメラマンでかなり本気な写真加工屋さんだったんですよ。
だから常に家には最新のMacがあるし、Photoshopも使い放題。
今考えたらすげー環境。
で、そのころはパソコンでお絵かき!っていったら
「ペイント」
っていう皆さんご存知の最高なソフトがあったので僕もそれに慣れているわけですよ。
だから「レイヤー」とか言われても意味がワカランちんで見よう見まねで習得していきました。
そしてその頃、中学生の分際でバイトの電話までするほどお金を稼ぎたくて、
Webで稼ごう!ってかんじで行動を開始します。いわゆるアフィってやつです。
ただあれって、やってみて分かるんですが、死ぬほど稼げないです。
正確に言うと、死ぬほど努力する必要がマスト条件ってかんじで、収益も二次関数的なので、95%くらいの人は出だしで心が折れてしまうそう。
収入分布もこんなかんじらしい。全体の72%の人が5000円/月の報酬以下の状態。
〈アフィリエイターの収入分布の割合〉
http://first-blog.com/income-distribution.html
で、僕がやったのは徹底的なサイト量産。
10年前は多分これが一番稼げました。
SEOとかしなくても、2chに貼りまくって相互リンクしてごにょごにょすれば、
勝手に人が来るいい時代でした。
で、中学から家に帰ったら毎晩パソコンに向かって、2chでスレ立てまくるわけですよ。
世の中に存在する掲示板に書き込みまくり、相互リンクランキングのリンクをF5連打、
晩飯食べるときはF5ボタンの上に消しゴムを置く。そして家族とバトる。
となると家族からは基地外扱い、友達には話せない。
というかんじで、1人で闇を抱えながら中学生活を送る日々でした。
で、中3の夏くらいに7000円くらいが初めて振り込みされるわけですよ。
この嬉しさといったらハンパなくて、友達におごりまくってすぐ散財して。
でWebで稼ぐという体験に完全にのめり込んでいきました。
Webには絶対に知らない世界がたくさんあるんだろうと。
そしてこのあと高校の時に軽い詐欺にあいます。笑