転職理由の上位に「給料が低い」があるのに、面接では「給料を上げたいから」と言えないのはおかしい
こんにちは!高原です。
今回は「転職理由の本音と建前」について書いていきます。
転職理由のランキングが毎年発表されていて、
上位には必ず「給料が低いから」があります。
給料って
- 家族を養うため
- 遊ぶため
- 美味しいものを食べたいため
- 趣味に費やすため
- 旅行したいため
- 生活するため
などなど、沢山の理由から給料が必要になりますよね。
2015年の転職理由ランキング(DODA)によれば
第3位が「給与に不満がある」と出ています。
それでありながら
「給与の話はなるべくしない」ような無言の圧力といいますか、
暗黙のルールみたいなのが日本社会にはあります。
でも転職する本当の理由は「給料をあげたいから」。
この本音を言い難い空気を作ってしまう企業は
結構まずいですよね。でも多いのが現状です。
企業側としては「あ、この人は給与が高ければどこだっていいんだ」と
思ってしまうのかもしれませんが、
本人にしてみれば、同じ一生懸命で20万円なのか30万円なのかは
大きく違って見えます。当然。
本人が他の企業から、より良い待遇で迎えられて転職するのであれば
「企業側に、その人が評価される環境を用意できなかった」
または「企業の評価が低かった」ということになります。
それは企業の責任。
その責任と緊張感を持って社員を評価できるかが
企業としての力になっていくのです。
雇用する立場で見れば、
建前だけの転職理由だけ聞くよりは
社員の本音を聞いて、モチベーションのいどころを把握していたほうが、
企業として最大のパフォーマンスを発揮できます。
BE=Branding Engineerという名前も
同じような気持ちから名付けられました。
Q:転職の理由はなんですか?
A:給料を上げたいからです。
もちろんこの後に、その給料を与えられるべき力量を示すことや、
給料だけでなく、その企業が良いという理由付を行えることが重要です。
採用側も、転職者側も建前を脱いで裸になりましょう!