渋谷で働くガリデブ社長ブログ

渋谷にあるBranding Engineer代表河端、高原のブログです。共同代表の河端・高原が書いています。

インターンは「時給制」よりも「インセンティブ制」のほうがいいよね

こんにちは!

高原です

 

インターンシップ」って100年前にアメリカで導入されて
日本に導入されたのはここ20年ぐらいらしいですね。

元々も今と同じく「学生に大学では身に付けることのできない、
実践的・専門的なスキルを身につけて欲しい」
という気持ちから行われていました。

 

ここで先日の「インターンを雇って失敗した話」を振り返ってみましょう!

blog.mtrl.tokyo

だいぶはてブで意見が飛ばされていますね笑

 

簡単にまとめると、

  • 無償のインターンが多い中時給1000円でインターンを雇った
  • 学生に企業への貢献を期待した
  • しかし全然ダメだった
  • ダメだった点を記事で公開処刑した
  • インターンに期待しすぎたのが間違いだったと反省
  • 採用能力の無さとマネジメント能力が低かったと反省

僕的には「はじめから時給制にした」という点が
難しかったんじゃないかと思います。

 

 

 

インターンには次の3つの視点があります。

 

  • 労働力として見る(企業のため)
  • 社会貢献(学生の勉強のため)として見る
  • 企業への理解として見る(就活、企業のため)

 

 

インターンではそれぞれのバランスはきちんと考えて
採用をしなければいけないです。

「労働力としてみる」だけであれば「バイト」と同じ。

なので「労働力として見る」だけでなく、
「社会貢献としてみる」といった視点も重要。

 

そう考えると「時給制」というのは難しい体制です。

「時給制」よりも「インセンティブ制」のほうがよい

時給制は「勉強する」よりも「稼ぐ」に意識がむきやすくなります。

「1時間いたら●●円あげる」というのは、
インターン生にとって時間に対するコストへの意識が行ってしまいがち。

例えば、時給制でなければ家に持ち帰って進めておこう、
という考えが浮かぶことはインターン生であればあると思いますが、
ここで時給制だと、「家で仕事してもカウントされない」という考えが頭をよぎり
「損をしている気分」になってしまいます。

また、1時間1000円ならこれくらいの労働でいいでしょ、
といった緩める目安もつけてしまいます。

なので時給制より、「インセンティブ制」にしたがほうがいいですね。

 

企業によって求めているものは違うと思いますし、
インターン生の裁量も違うので絶対「インセンティブ」が良い
とは言い切れないですが、「積極性のあるインターンを雇いたい」と考えるなら
「インセンティブ制」のほうが、学生は「存在価値を示してやる」といった気持ちに
になりやすいです。

 

無償のインターンも多いですが、
周りなんて関係はありません。

自社がインターン生をどういうポジションに置くかで、有償かどうかを考えるべきでしょう。またその体制もじっくり考える必要あり!